人生におけるすべての出来事には、良い事もあれば悪い事もあります。または人間関係の悩みで苦しむ事やつくづく運がない、またはチャンスに恵まれないと思う事もあります。さらにはいろいろな不満や愚痴りたい出来事もあります。
しかし、これら苦悩の起因はすべてあなた自身の精神と心の使い方に由来します。
どういう事かを説明しますと、つまりあなたの精神と心が受動的であり、影響を受ける側になってしまっているからなのです。
これを解決するには、精神と心を主体性を持った能動的なものに変え、そして影響を与える側に立たなければ、ならないと言う事なのです。
この記事を読むことによって得られることは、自分自身とどう向き合ったら良いのか理解できるようになり、自分をどのように変えていったら良いのか分かり、おのずと主体性を持つようになります。結果、能動的な行動が出来、影響を与える側に立つことによって、問題を解決できるようになります。
私の幼少の頃の深い悩みと苦しみから始まった「人生を貫く一つのゆるぎない真理」の探究、そこから得た結論、そして実践検証で得た考え方を公開する事によって、あなたの救いになればとの思いから記事にしています。
実際その真理を得た事、つまり「人生のすべての源泉は自分の精神と心に有り」という真理を得たことによって、私はすべての悩みから解放され、チャンスをつかみ運にも恵まれてきました。今現在、自分の身の回りの事すべての事に納得して満ち足りています。
あなたもこの記事を読むことによって、主体性のある満ち足りた人生になると確信します。
この記事の有効性については、私の身を持って検証した実体験から保証します。ただし、あなたがそれを信じて、実践できる事が保証条件になります。
人生のすべてはあなた次第
人生とはその人固有の精神と心の活動が、具現化したもの
まず想像してみてください。人格の違うあなたのコピー人間が、あなたが生活をしているその環境下で、あなたと置き換わったらどうなると思いますか。おそらくあなたがたどる人生とは、まったく違った人生になるでしょう。
こう考えただけでも、人生とはどういうものであるか、わかると思います。人生とは、その人固有の精神と心の活動が、具現化したものであるということです。
あなたの人生は、あなた自身が思考して行動した結果の連なりであるという事です。だったら自分がこういう人生を歩みたいと考えたら、どうしたらそうなるのかを十分に思考を重ね、一つ一つ実行して積み重ねていけば良いだけです。
思考を重ね、実行する努力が苦労ですが、それは自分自身が納得して行う事であり、他人が介在しないので愚痴も出ないし、いろんな事を他人のせいにすることもないでしょう。
人生を変えたかったら環境を変えれば良い
人は自分の人生を振り返って、いろんな言い訳をします。それはどうしようもない環境がそうさせたとか、あの人がそうしろと言ったとか、または上司に恵まれなかったとか、しかしその環境を選んだのはあなたなのではないでしょうか。
他人の指図を受けたくなかったら、人との関係を断ち切る選択を考えて行動すれば良いのではと言えます。最後の手段としてはそこから逃げて、環境を変えれば良いだけの事です。
私の子供たちの例で言えば、息子は職場が合わないと言って、勝手に個人事業で独立して私よりも稼いでいるし、娘なんかは3回も転職をして、やっと主体性を持って働ける環境を得られました。
自分から選択をして、行動するだけです。
主体性を持って自分から実践行動する
そういう事をいろいろ考えてみると、解決法と言うのはすべて主体性を持って自分から実践行動するしか、自分の思うような人生にはならないと気づきます。そしたら自分をそんな人間に仕向けて変えていけば良いだけです。これは誰でも人間である限りその能力を持っていて可能です。
次の事を私から提案しますから、実際に自ら実験してみるのも実感として納得でき、良いと思います。
どうやるかと言うと、自分の考え方そして態度や行動を変えてみて、周りの人達の変化を試してみるのです。何よりも大事なのは明るく元気に、何事もまず、自分から積極的に行動することです。何日か続けていると何らかの変化が必ず現れてきます。
もし何の変化もなければ、あなた自身がバカバカしく思って本気で取り組んでいないからです。真剣に本気でなければ何事も達成は無理です。しかし、結果を急いではいけません、じっくり取り組んで結果を見極めてください。
この実験を通して別の事も気づかせてくれます。それは今までの環境は、変わる前の自分が影響して、作り上げていたのだと言うことを気づかせてくれます。
自分と向き合う
さあ、ここからはすべての悩みも含めた、問題解決の主体である自分を、変えられるかですが、逆にそれが出来なければ何も変わりません。
どうしたら主体性を持って能動的になれるのか・・・?
なれるのです、先に解答を教えます。それは精神と心は自覚という意識しだいで、ツールと同じように使いこなす事が出来るようになるのです。そのためにはまずは自分の内面と向き合い、その意識構造を分析して理解しましょう。
自分の内面と向き合うと認識できるもの
一人静かな所で目を閉じて自分と向き合い瞑想しましょう。
と言っても、いきなりここから瞑想に入っても、何に思いを巡らせて良いのか分かりませんから、この記事を読みながら、または読んだ後でこの記事に書いてあることを、感覚的に自覚できるまで瞑想しましょう。
それではまず、自分の意識というものを確認しましょう。よく聞く言い方は、事故現場などで「まだ意識はあるか」とか「意識をしっかり持て」とか言われます。
それにならって、まず呼吸をし心臓が鼓動し生きているなということを、意識を使って認識してみましょう。ここでのキーポイントは「意識を使って認識」できたと言う所で、それが後ほど解説する「自覚」という意識構造を理解するスタートラインです。
じゃ、自分と言う生命体の内面と向き合いましょう。そして何を感じ、どういうものを認識できるでしょうか。まず本来備えている生きていくための本能的なものを感じます。食欲、性欲、生存欲等々です。
ここまでは、身体に備わった機能で感じ取り意識が認識するものです。これらは誰でも簡単に自覚できるものです。
ここからの意識は理解に個人差があり、不可解なものとなります。それは人間としての意識である、顕在意識、潜在意識、心、精神、信念、精神力などの認識です。言葉はいろいろと思い浮かびますが、いくつもある、その意識構造が分からないのではと思います。
意識構造の解釈
もう何十年来年齢を重ねてきた私でも、ハッキリとは意識構造がわかりません。ですから、私なんかは自分なりに勝手に解釈して意識構造を決めています。
ここで解説ですが、なぜ意識構造を理解しないといけないかです。先ほど述べた「人間としての意識である、顕在意識、潜在意識、心、精神、信念、精神力などを認識」してそれをコントロールしないと人生が思うようにはいかないのですが、そのためにはまずその意識構造がわからなければ手の付けようがないという事です。
学者じゃないし自分だけの理解と解釈でも、それで十分良いと思っています。その理由はこの記事で解説している、理解と解釈の範囲内で使いこなしてきて、十分実践的に有効でしたし、効果がありました。
ですからここからの意識構造の解説が、自分の考え方とは違うなと思う人は自分なりの解釈で良いと思います。
しかし、その意識の使い方、利用の仕方のやり方は決まっています。それを間違うと、この先お話しする、「信念を強く持つ事にによって精神力が高まり、その精神力がつながる宇宙のフィールドにおける未知の力」は反応しません。ですからこの記事からエッセンスだけは学んでください。以下、私の持論です。
私独自の意識構造の解釈
人間の頭の構造を、コンピューターの構造と置き換えると比較的理解しやすいように思うので、次のように仮定します。
まず、先ほど出てきた言葉「顕在意識、心、精神、精神力」はすべてコンピュータで言うアプリケーションソフトに相当します。
ただし「信念」については同列には位置せず、その理由は以降で詳しく解説します。
そして、頭にあるすべての知識はデータベースにあります。
潜在意識だけはオペレーティングシステムに相当するとし、データベースを管理し、その時の意識に反応し閃きやアイデアを提示することがあります。
さらに、すべてのアプリケーションソフトはこのデータベースに、フリーパスでアクセスできるものと考えます。
以上の説明を、簡単に図に表したものが下図です。
*上図において、「信念」については同列には位置せず、その理由は以降で詳しく解説します。
人類は自覚により進化した
人間は、先ほどから説明してきた自覚と言う意識を持つに至り、進化できました。自然界の動物にはありません。どういう進化を得てそうなったかは私は知りません。でも前の項で提案したように深く瞑想するとよくわかりますが、そういう意識を感じ取ることができます。
自覚という意識があることを認識
まず、ここまでお話ししてきたことを簡単におさらいすると、まず自分と向き合い瞑想すると、最初に心臓が鼓動し生きているという事を「意識を使って認識」できるという事がわかった。
そして、「意識を使って認識」できたと言う所が後ほど解説する「自覚」という意識構造を理解するスタートラインである、と解説しました。
そう言う自分の意識そのものを認識する、そして理解しましよう。それじゃこの自覚と言う意識が、何かという事ですが、ここをまず意識することから始めましょう。何か話がややっこしいですね。ま、意識することから始めるというよりは、認識することから始めましょうですね。
ここは大事なところですからもう一度いいます。自分の頭の中に自覚という意識があることを認識しましょう。
なぜ、自覚と言う意識を第一に解説するかと言うと、この自覚と言う意識が先ほど述べた「人間としての意識である、顕在意識、潜在意識、心、精神、信念、精神力」などをすべて総括管理できるからなのです。
自分が机に向かっている姿を想像する
どういう事か簡単に説明しますと、まず自分が机に向かっている姿を想像して見てください。この姿をその頭上から見ることができるという感覚のことを自覚と言います。
これが出来たらあなたは高等な動物、すなわち人間です。自分が机に向かっている姿を想像して、しかも自分が自分を第三者として見ることができるという能力、これは自然界の動物には備わっていない能力です。
その能力ゆえに、人間だけが進化することができたのです。
つまり、自分が自分を第三者的に見てあれはダメ、それはダメ、こうしなさいと正しく矯正できるという事です。
自分を改革できる能力
自分で自分を矯正できると言う事は、すなわち自己改革できる能力を備えているという事になり、どんなことに対しても自分を改革して挑戦可能ということになります。人類はいつの時でも自分を自己研鑽していろんな課題に挑戦してきたのです。そして、文明をまたは文化を築き上げてきました。それは歴史が証明しています。
人生はあなた固有の歴史
個人における人生も、同じ事なのです。小さいながらも人生はあなた固有の歴史なのです。ですから人間の歴史に学んで、いつの時でも自分を自己研鑽して、いろんな課題に挑戦していきましょう。
顕在意識
顕在意識と言う言葉がありますが、顕在と言う意味は「はっきりと、認められるようなかたちで、そこにあること。」と言う意味ですから、先ほどから確認してきた、自分が生きていることを認識できる意識「自覚」と言う意識と同義語として理解できます。
ですから、これも先ほど述べた、自覚とは「人間としての意識である、顕在意識、潜在意識、心、精神、信念、精神力」などをすべて総括管理できるのですから、じゃ顕在意識(自覚)をどうするかが以下の説明になります。
積極的な方向に意識を振り向ける
この意識を明るくより積極的になるように、自分の関心事をより良い方向、積極的な方向に意識的に振り向けるのです。
ですから、たとえば悪い話とか不幸な話とか、そういう暗くなるような話はさらと聞き流し、いつまでもその話題に浸らないようにするのです。反対に明るい話や良い話にたくさん触れ、自分の意識をいつでも活動的で躍動的な環境において、活性化するのです。
悲惨な現場はなるべく避けろ
逆にこの意識が暗く消極的になるような、具体的には人の不幸な現場、交通事故現場とか火事の現場とか、そういう悲惨な現場はなるべく避けて、目に触れないようにした方が良いです。
暗く消極的な事は次に説明しますが、潜在意識の中のデータベースに無意識の内に落とし込まれてゆき、それゆえにいずれ自分の人生に悪影響を与えます。
まとめ
大事な所ですから、簡単にまとめますと、総括管理的な顕在意識(自覚)が明るくより積極的であれば意識全体も強くなり、暗く消極的であれば意識全体も弱くなるという事です。
潜在意識
潜在意識とは
まず最初に、この潜在意識をどういうようなものと考えるかですが、私は自分の内に秘めるデーターベースの管理者みたいなものと考えます。
ですから、その時その時の関心ごとによって、無意識のうちにその時の意識の状態に応じて機能し、情報を視覚・聴覚を通じてデータベースに落とし込んでいくというような感じです。
そしてその機能は寝ている時にも働いていて、問題意識を持っている時などにはデータベースから情報を整理して解答を引き出し、目が覚めた時などに頭の中に提示してくれる時があります。または日中何かをしている時などにも、突然に閃きとして頭の中に提示される時があります。
あなたにもそのような経験が少なからずあると思います。
潜在意識を管理する
潜在意識については、ほとんどの人があまり意識していません。だからこそ潜在意識と言うのですが、この潜在意識が結構やっかいで、これを意識して管理していかないと、いろんなことがうまくいかない原因になります。どういう事か次に説明します。
潜在意識は前項でも説明した「その時その時の関心ごとによって、無意識のうちにその時の意識の状態に応じて機能し、情報を視覚・聴覚を通じてデータベースに落とし込んでいく」と言う事です。
ですから記事の冒頭でも書いたような「人間関係の悩みで苦しい、つくづく運がない、チャンスに恵まれない、いろいろな不満や愚痴りたい」というような意識の状態でいると、ドンドンそれに沿った情報を無意識の内に拾い集める結果になり、その泥沼から抜けられなくなると言う事です。
そんな状態では何をやってもうまくいきません。
怒り、悲しみ、恨み、妬みを排除する
潜在意識をどういうふうに管理していくかと言うことですが、先ほどの顕在意識のところで書いた事と同じで、悪い話とか不幸な話とかそういう暗くなるような話はさけるべきです。そして、人の不幸な現場交通事故現場とか火事の現場とかそういう悲惨な現場もなるべく避けて、目に触れないようにした方が良いです。
とにかく気を付けることは、怒り、悲しみ、恨み、妬みというような心を消耗させる要因となる出来事を自分のデータベースの管理者である潜在意識にため込まない事です。もし、そういうマイナス要因を感じたらできる限り排除し、逆にプラス要因になるような事に触れなければいけません。
そうすることによって潜在意識は、その意識の状態に合わせて、良い情報を無意識の内に視覚・聴覚を通じて集めデータベースに落とし込んでいくようになり、それによって悩んでいる方向性も良い情報により改善の方に向かうということです。
心というもの
普通に考えると人の行動と言うものは、心で行動しているように思われます。そして、心に関してはそう思わせる言葉がたくさん出てきます。
心は気ままで感情的
例えば心が晴れる、心が折れる、心が萎える、心に響く、心の叫び、心の赴くままにとかそのような表現がたくさんあります。かなり気ままな部分があり、その時の感情にかなり影響されているようです。
人はそういうふうに心を使って活動していると考えると、人の行動はほとんどが心の反映だとわかります。
学びの知識は脳の中のデータベース
そして、勉強しなければと思う心の作用に従って学習をしていきます。スキル的な学習も含めて、あらゆる学びの知識は脳の中のデータベースにすべて保存されていきます。このデータベースへのアクセスは、すべての意識に解放されていて、いついかなる時でもフリーパスです。
ですから、どのような形であれドンドン学んで知識レベルを上げれば上げただけ、全体の意識レベルも高度化するということになります。
精神とは
私はこの精神というものを、意識構造の中で最重要な部分と考えています。その字のごとく自分自身の神の住む領域と考えるのです。
ですから、特に悩んだ時などはこの領域の教えに従って行動すべきなのです。そのためにも次に説明する学びが必要となります。
倫理観、道徳観
ここの部分で人としての一番大事な倫理観、道徳観と言ったような崇高な理念を学習して詰め込んでいきます。いわゆる精神修養と言われるものです。これも学んだ知識は脳のデータベースに保存されていきます。
そして今後自分の行動は、すべてこの自分の神の領域の、精神修養のもとで身に付いた教えに従うのです。この段階であなたはもう何者にも惑わされない、絶対的な主体性を得ることが出来るようになります。
精神活動
そして、精神活動という言葉がありますが、私はそれを何かを感じたり想像したりする活動と定義づけして使います。
先ほど心のところで話した「心の赴くままにとかそのような表現がたくさんあります。かなり気ままな部分があり、その時の感情に影響されそうです。」と言うようなあやふやなものではなく、精神活動をするときはかなり真剣な時です。
世の中を考えた場合、人間社会で存在するすべての物事には、一つの真理が貫かれていて、それらは人々の精神活動の結果の産物であるという事実です。
人間社会における物事をもっと詳しく説明するなら、物とは有形なものすなわち造形物すべてです。具体的にいうなら身の回りの生活用品、大きい物で言うなら自動車や飛行機、建造物などです。事とは無形なもの例えば行事ごととか、大きい事で言えば世界的な紛争とかいうような事柄です。
そういう物事はすべて、人が精神で考え行動した結果の産物であるという事です。
そしてあなたの存在も、一個人としてまたは一社会人として物事に対して作用する存在でありうるという事です。どういう風に作用しているかと言うと、精神活動においてです。
精神にはパワーが備わっている
さらに重要なことは、精神にはパワーが備わっているという事です。精神力と言う言葉が頻繁に使われるように、人々もそれは意識しているようで、精神力を鍛えるともよく言いますから、何かをする時には意識して使っているようです。
ここで特筆すべき事の一つは、この精神は唯一、世の中を司る宇宙力の内の、あるフィールドに通じているという事です。
こんな事を言うと、なにを言っているのか何を言いたいのか、さっぱり分からないという不満も出そうですが、辛抱強く読み進められるかどうかはあなた次第です。そしてそれによって運が開けるかどうかもあなた次第です。
私たちが住むこの地球と言う惑星は、宇宙の力に支配された存在です。そしてその惑星に住む私たちは引力と言う力に支配されています。しかし私たちはそれを自覚することはありません。
しかし、リンゴが木から落ちるのを見て、その存在を発見したなどという話もありますが、とにかくそういう宇宙の法則による力に支配された中で生きています。
精神力、その偉大な力
私たちは日常的にスマートフォンを使っていますが、その機能の原理は理解していても、現実にその電波そしてスマホの中を流れる電流を見ることは出来ません。しかしそんなことを疑う事もなく、当たり前に使いこなしています。
それと同じことが精神力についても言えます。そのパワーの存在を知った人は、実際にどのようなものか確認は出来ないけれど、確かに存在するという確信に基づいて使っています。ですから先人たちはそのパワーは、精神が宇宙のあるフィールドに繋がることにより得られると解釈しています。
精神を使ってある領域に達した者だけが、宇宙のあるフィールドに繋がり、そしてその精神力を使い物事を成し得ていくという事です。
信念
そして最後に信念と言う意識です。
本との出会い
ここまでいろいろ書いてきましたが、こういったことを考えだしたキッカケが、27歳の時に読んだ「信念の魔術」初版発行日が昭和39年という本で、かなり古い本でした。その内容にかなり衝撃と感銘を受けたのを覚えていますが、もう40年も以前の話で細かい内容は忘れました。
一言で言い表すなら信念を持ち続けて行動するなら、奇跡が起きるというような内容っだたかなと、記憶します。
それ以降、そういう関連の本を哲学的な本や宗教的な本まで含め、かなり多数読みました。しかし、どの本も「人生のすべての源泉は自分の精神と心に有り」という真理は共通していて、表現は違えど言っていることはどれも同じ意味合いの事が書かれていました。
信念という意識
さてここでこの信念という意識を、どう位置付けるかですが、考えてみてもいままで書いてきた中のどこにもあてはまらないのです。
そこで思った考え方ですが、信念と言うのはすべての意識構造を覆いまとめ、どんな障害もはねのける、バリアのような役割のものかなと考えたのです。そう考えた時に結構しっくり意識がまとまり収まったので、今ではそう思っています。
下図がそのイメージ図です。
信念が成功へのパスポート
信念を持つことによって、自分の意識構造が強固に固まり一体化した結果、精神力が最大のパワーを発揮できるようになるという考え方です。
しかし、この信念と言うものが成功への道のりのパスポート的なもので、これを持ち続けることがとても重要な役割を果たします。
現代においても過去においても、この信念を持った人達の軌跡はたくさん紹介され語られていますから、信念と言うものがどういうものか容易に想像できると思います。
そしてその人達はやはり、その信念に基づいて行動した結果、功績を残しています。
あなたも信念を持ちましょう。どういうふうにしたら信念を持てるかわからなかったら、プロと言う人達の話を、この人達はどういう信念を持っているかと言う観点で聞いているとわかります。
ひとかどのプロの人達は必ずそれなりの信念をもって、日々生活をし、そして仕事をしています。見習いましょう。
まとめ
人生のすべての源泉はあなたの精神と心にあります。
人生において起こる事は、作用反作用の法則のごとく、すべて自分が作用した結果なのです。ですから作用の仕方を変えれば反作用も変わる、つまり結果が変わると言う事です。
自分と向き合い、自分の意識構造をよく理解して改め、そして精神という領域の中に人生の指針となる倫理感や道徳観を備え、いかなる時でもその教えに従い、正しい生き方をすれば、自ずと確固とした主体性を持った自分の生き方が出来るはずです。
そして、一旦ことに望む時には、それが信念として心の内に強固に根付くまで熟慮に熟慮を重ねる事が肝心です。信念が根付くとそれによって精神の力が作用するようになり、思いもしないような偶然と奇跡が起きるようになります。
そうなると道が開け、チャンスにも恵まれ運が向いてくるようになるものです。それには当然、根気と努力が必要で、時間もかかります。地道に頑張るしか道はありません。
まずは何事も第一歩を踏み出す行動力が大事です。そして走り出したら絶対後ろを振り返らず、前だけを見てひたすら前進あるのみ、目標地点まで絶対やり抜くという信念を貫くのです。
しかしここで大事なのは目標のイメージが完璧なものでなければなりません。カラー映像で脳裏に思い描けますか、そのくらい具体的でなければ、途中チョットしたトラブルで信念が揺らぐ事にもなりかねません。
何度でもこの記事を読み返して、自分なりの自分のイメージを確立しましょう。
補足
この記事の全部が、私が実践して得た結果と事実をもとに書いてあり、誰にでも実践と応用が可能と確信しています。
この記事を読んで頂いたすべての人の人生に奇跡が起き、成功する事を祈ります。