ヒカルの記事を書いていた時に、エミリンとのコラボ動画が多いことに気づき、さらにその動画におけるヒカルとエミリンの掛け合いが絶妙でとても興味を持ちました。
さらにお互いに他人とは思えないような親密さを感じさせる仲の良さに、二人の関係も気になったので調べてみましたが、やはりネット上ではいろいろな噂が入り混じっています。
調べていくうちに、エミリンの芸人時代の事務所話が普通ではなく興味深く面白いのと、エミリンとヒカルの関係もはっきり見えてきたので、より正確な本人の口述に基づく事実を基本に、周辺の参考資料も加味して、私なりの考察を交えその結果を今回記事にしてみました。
興味のあるあなたの、何らかの参考になればと思います。以下本文です。
エミリン芸人デビュー!最初の事務所は
ここではエミリンの芸人時代の経歴を、本人の口述を基に書き起こしてみました。できるだけ彼女の生の声のニュアンスが伝わるように忠実に口述筆記を心掛けましたので、そのまま記載します。
やはりかなり個性の強い面があり、エミリンならではの経歴と言えるものです。
そう感じる私ですが、本人に言わせると、とてもネガティブだったらしいですが、私にはまねできないな~、と思えるくらいアクティブな感じがします。
エミリンの芸人経歴
芸歴の始まりは、二十歳の時にアミューズ(一部上場企業)の芸能事務所のオーディションを受けに行った事から始まります。
以下は本人の忠実な口述筆記ですから文章にすると少しおかしなところもありますが、口述で分かりにくい言葉は口語体に書き直してあります。
この始まりの時点でもうすでに常識的では無く、私には考えれない思考と行動で将来は破滅か成功者か?という暗示を感じる内容です。以下、本人が語った内容の口述筆記です。
アナウンサー志望から一転、芸人デビュー
『芸人になったのは二十歳の時、アミューズの芸能事務所のオーディションがあって、当時アナウンサーになりたいっていう夢を強く持っていたので、これはもうアナウンサーになろうと思ってオーディションを受けに行ったんですけど、オーディション会場に行くと、見たらすぐに分かりました。
圧倒的にビジュアルで負けてるなって、すぐに思いました。
で、当時のオーディションがすごい変わったオーディションで、来てくれた人全員面接します。だから当日会場に行ってどの部門で受けるか決めれた。
キャスター部門にしようと思ったけどキャスター部門は絶対勝てないワと思って、そこで負けず嫌いが働いて(調べたところでは「私はもともと自己肯定感が低くて、自信のない卑屈な性格だったんです」と本人は言っていますが?)勝てる見込みのある部門がバラエティ部門、せっかく受けに来たしこの部門で受けようと思って、半分ノリで受けたのが受かっちゃて元々アナウンサーになりたかったのに、ひょんな事からお笑い芸人なっちゃった』
という事らしいですが、自分の一生を左右することをノリで決めてしまうという一般的には考えられない話で驚きます。さらに彼女の熱弁が続きますが、これがまた別の取材記事でネガティブと語っている本人の行動とは思えない展開に発展していきます。以下、口述の続きです。
大学卒業いざプロ芸人としての第一歩
『ひょんな事からお笑い芸人になっちゃった「わたし、どうしたら良いの~?」っていう俗に言う魔法少女状態⁉全然なる気なかったのになっちゃった。
と言う事で、いきなりお笑い芸人になることになりました。当時はまだ大学に通っていたので大学行きながらお笑い芸人みたいな二足の草鞋をやっていた。そこまでは良かった、が!』
ここまではまだ学生だからという逃げ道があったからまだ良かったみたいです。しかし、卒業してプロとしてどうなるのかという事ですが、以下、それ以後の彼女の実話です。
『いざ大学を卒業して東京に出て来て、いよいよ二十二歳でお笑い芸人として生きていこうと思ったのですが、当時アミューズという事務所には芸人の先輩が一人もいなかったんすよ。
言ってしまえばアミューズ初の芸人みたいな状態なので、先輩にお笑いを教わる事もできなければ元々お笑い芸人になりたかった訳じゃないから、お笑いのネタのノウハウも知らない。もうただの普通に一視聴者としてお笑い番組を見ていた女子大生が、卒業して出てきた状態なんですね。』
もう絶望的な状況で、普通に考えたらこの状態からプロ芸人として芽を出すのは無理ですよね。どこか弟子入りして基本だけでも習うしかないでしょう。
苦難の修行時代
それでも彼女は頑張ります。マネージャーが付いていたそうですが、そのマネージャーが唯一の頼りの人です。
『そりゃもうどうやったらお笑いがとかもわからないでしょ。
いきなりキャラがどうのこうのとか言われても全然わからない状態の中で、当時のマネージャーからアドバイスされたのが「まあ正直大松は見た目にインパクトがなければ強い特技もない、個性も無い、だからキャラクターを何か一個乗っけるしかないんじゃないか」と言われた。
まあ確かに私ってめちゃくちゃ可愛くないし、めちゃくちゃブスでもないみたいな、なんか中途半端ブス、確かにキャラクターを付ける事には納得した。
さらに続けて言うには「今空いている枠にいくのが一番手っ取り早いと思うんだよね。不思議キャラ最近いないんじゃない?ゆうこりんとか」って言われて、オオ!!と思ったんですけど、当時私は右も左もわからない中でアドバイスをくれるマネージャーさんだけが唯一私を導いてくれる存在と思っている訳ですから、なるほど~みたいな流れで~「エミリンみたいな感じでやらせてください」となりエミリン(本名:大松絵美)が誕生した。
この頃本当、なんか生きるのに必死過ぎてあまり良く覚えていないが、多分その流れでこうなった。
このメチャクチャぶっ飛んだキャラクター、俗に言う痛いキャラクター、これって関わりたくないだろうなというキャラクターをやって、当時アミューズは芸人の事務所じゃ無いから、お笑いライブとかも事務所が主催とかも得にしていなかったので、ネタを作り披露する場所も無い、これでは成長出来ない。
- そこでライブに出る手段を考えたが、
- その1、)がお金を出してライブに出させてもらう。
- 本来劇場に出たらギャラを頂けるが、私の場合は逆で2000円払ってこのライブに出させてください。というようにエントリー費を払ってライブに出ていた。
- その2,)が事務所のコネと権力を使って他の事務所の主催ライブにゲストとして出演させてもらう。
- これって一見いいようで、ゲストなんてVIPな待遇に思われますがメチャクチャ居心地悪くて、普通一年目2年目の芸人さんってほんの最初の1~2分枠で、ベテラン芸人さんとかが後半の方。
- 当時の私はお笑い始めたばかり芸歴1年目、特に笑いとかもちゃんと取れない、滑り倒してる女の子、その女子大生がいきなり一番良いポジションで出させてもらって滑り倒している。
- そのライブに出ている先輩芸人さん達は、「事務所のコネでいきなり出て来て俺らのライブの枠かっさらいやがって」みたいな感じで、痛い視線をひしひしと感じてもう辛い。
お金を払って出るか、お金をもらえるけどみんなから嫌な顔されでるか、この究極の二択しかなかったからすごい毎日辛い日々を過ごしていて、もう私は一生誰にも望まれないながらライブに出るんだろうな、マジでこんな感じです。
誰にも望まれないのに何のために芸人やってんだろう、死のうかなぁ、そんなレベルでした。』
他の動画の中で語っていますが、売れなかったその頃の月収は2万円、生きるのでやっとだったと語っていますが、よく耐えて生きられたものだと感心します。
しかしその後、苦悩のエミリンにも本人が言うT君と言う人物の推薦により転機が訪れます。
いくつかの出演オファーがあり、最後はかの有名な新宿の「ルミネthe吉本」への出演オファーが届き、定員500人の劇場は超満員で立ち見客もいたとか。
そこでの芸も普通にウケたらしく、エミリンは「人を笑わすのってこんな幸せな気持ちになるんだァ」と感動を覚えたそうです。
転身
最後の公演では結構満足感も得られ、自分の中でもうお笑いこれでいいかなもう無理だなと思い、いろいろその後の事も考えて、結果的に芸人としてはもうここで区切りをつけたいなと思ったそうです。
2018年にアミューズを退社して普通の社会人になろうと、クリエイターではなくUUUMの社員として面接を受けるが、芸人時代にTwitter動画で20万人フォロワーを集めるなどの実力があったエミリンは、面接官に「もったいない、1年だけやってみて目が出なかったら戻れば良い」と促され、YouTuberに転向する事にしたそうです。
2018年9月YouTubeエミリンチャンネルでUUUMへ加入し、活動開始しています。
今現在
その後2020年6月にUUUMを退社しフリーでの活動に移行しています。
エミリンチャンネル 2020年11月現在データ
- 登録者数 164万人
- 投稿動画本数 642本
- 再生回数 7億1138万9813回
以下はエミリン取材記事の画像です。 「ネット検索 / 引用元:クランクイン!トレンド」
以上、読者の参考になる情報が一枚画像に結構詰まっていたので、引用させていただきました。
ヒカルを好きと目撃情報を調査
エミリンのファンそしてヒカルのファンの方達は既にご存知ですが、エミリンとヒカルとは本当に仲が良く動画でコラボしていることが多いです。
しかもその絶妙で相性抜群な絡みがとても良く、ついつい見入ってしまうほど面白いのです。そんな楽しそうな仲の良い二人を見ていると確かにお互い好きなのでは、もしかして実は・・・、と思わざるを得ないのも納得できます。
エミリンは本当にヒカルが好きで恋愛感情は無いのか、エミリンは実はヒカルと本当に交際していて彼氏なのか私も気になったのでいろいろ調べてみました。
結論から先に
いろいろ調べてみましたが、私が調べた限りにおいてはこれは9割の確率で断言できますので先に結論から書きます。
なぜ9割かと言うとどうしてもすべての事がビジネスライクだとは言い切れない部分が残るからです。しかし、数あるコラボ動画の中で二人ともお互いに、恋愛対象外とはっきり言っています。
エミリンが「ヒカルさんとはプライベートで会うことはない」と言っているように、もちろんそんな二人をプライベートで交流しているのを見たと言う目撃情報もありませんでした。
エミリンは2020年4月に公開した「『ヒカルと付き合った』とラファエルに報告したらどんな反応するの???」というタイトル動画がきっかけで、ネット上でヒカルが彼氏と言う噂が広まったと言う記事も一部見受けられますが、上記の動画はエミリンがラファエルに仕掛けたドッキリ企画であり、最後の方でネタバラシをし「ヒカルさんには一切恋愛感情は無い」と断言しています。
そして、「クランクイン!トレンド」の取材記事の中でインタビューに答えて次のようにも言っています。
- ヒカルさんのことは本当に尊敬している、自己肯定感が高く私とは真逆の人
- ヒカルさんは自分はカリスマで、選ばれた人間だと本気で思っている、素晴らしい、そう思えたら人生楽しいだろうなと刺激を受けている
- ヒカルさんとはプライベートで会うことはないのですが、最高の動画撮り友達“ドガフレ”(笑)
とハッキリ答えていて、好きとか嫌いとか言う感情では無いみたいです。
出会いはYouTuber運動会
ヒカルが動画の中で言うには、エミリンの事を初めて知ったのは「あやなん主催の女性YouTuber運動会」での事で、そこでエミリンがめっちゃスポット浴びていて、それからちょっと気になって調べてみたらしく、兵庫県で地元に近い明石という事に共感を持っていると言っています。
以下、ヒカル口述の早口言葉独特のニュアンスを損ねないようにするためにも、口述筆記原文(ですから多少意味不明、または文章的におかしな部分もありますが)そのまま記載します。
『エミリンは多才、喋ってもいける。一発ギャグとかコントとかしてもいける。ホンマに多才やなって思った、ハイブリットみたいな感じ。良いなと思った人に関してはホンマ良い部分をチェックする。エミリン、マジでスゲーなってリアルに思って。
エミリンの凄いところは何気ない日常動画をチャンとした作品として完成させる力。俺これ結構スゴい思う、リアルに俺、絶対あれマネ出来んというか、
俺は企画の時点で人が気になるような事やるけど、UberEats食べるような基本食べる系でそこを成立させるって、マジで凄くて、
そういう動画で100万再生取るのってメチャ難しくてホンマに一回だけUberEatsやって100万取れるんやったら、まぐれでも撮れたりすると思うんやけど、そうじゃなくて同じことを何回やってもそれを別のものとして見せるっていう技術は凄い。
アナウンサーやってもディズニーのスタッフやっても、どれやっても成立させてしまうくらい多才。俺、気になった人がおったらデータ見て何の頃から売れとんか、全部分析していくタイプ。』
ヒカルはものすごく早口で喋るので書き取るのも一苦労なのですが、何とか筆記しました。
しかし、これを読むとヒカルがエミリンのどこに惹かれ、何に魅力を感じているのかが分かると思います。
言えることは、ヒカルが言っていることは恋愛感情とは全く別物で、プロの仕事師としての見方をし動画撮り仲間として魅力を感じている事が分かります。(しかも異性という事でなおさらコラボ相手としては女性ファンも増やせる、おもしろい動画が期待できるのでは?とヒカルが考えたとしてもおかしくない、私なら考えますがどうでしょう。)
実際、このエミリンとの初めてのコラボ動画ではいつもの本来のヒカルとは違う柔和な感じに変わっていてとても印象または好感度が良いのですよね。これはシリーズ化したらブレイクすると思いますが、そう思うのは私だけでしょうか。
初コラボで意気投合
動画の最後に突然ヒカルが「結構俺無限に喋れるなって思った。最初エミリンとの相性どうなんやろと思ったけど以外にめっちゃめっちゃ良いんじゃないかってビックリした」と語り、それに対してエミリンが「私もめちゃめちゃ喋りやすいです」と応じている。これで完全に二人は意気投合して次のコラボを約束している。
実際私から観ても初対面とは思えないほど意気投合していて、観ていてまったく違和感もなく楽しめます。掛け合いのテンポも抜群に歯切れが良く、この二人何でこんなに相性が良いのという感じです。これでは視聴者は噂をするのも無理ないわ、ですね。
そして極めつけは何と言ってもヒカルの醸し出す雰囲気が柔和になるんですよね、ですから見た人も勘繰りたくなるというか、気があるのではないかと思うのも分かります。
まとめ
エミリンの芸人生活の始まりは先の事を何も考えず、勢いでなったという感じですが、最大の間違いはお笑い芸人の事務所ではないアミューズ大手芸能事務所からお笑い芸人を目指したという事で、当然のごとく孤軍奮闘を強いられる羽目になりました。
しかしその努力が後の人生でYouTuberに転向して、大きく飛躍する実力を養成する糧になったのではないかと私は思います。
その証拠にYouTuberでかの有名なヒカルが彼女の多才ぶりに注目、初対面で意気投合しコラボ動画共演がその場で決まり、結果二人のコラボ動画シリーズはその仲を噂されるまでに人気化しました。
二人が好きとかどうとか言う仲でないことは目撃情報もなく明白ですが、相互に刺激し合いながらの今後の活躍が期待されています。
ヒカルがエミリンの多才ぶりを絶賛している事でもありますから、今後もますます活躍されるでしょう。応援しますので、頑張ってください。
補足
エミリンとヒカル、それぞれにキャラが濃いので良いところ、悪いところ、賛否両論いろいろあり意見も分かれると思いますが、二人のコラボ動画は比較的好評です。
二人ともプロのクリエイターとしては十分才能を持ち得る存在だと思いますので、今後の活躍を期待したいです。
料理と同じで、たまにどうかなと思うアクが有るからこそ、素材の持ち味が生きてくるというところもあり、アクを完全にとってしまうとインパクトの無い味になる時があります。
ですから、良くないところを全否定は出来ないように思い、料理も同じで、そこをうまく隠し味で生かせるように芸を磨いてほしいなと思います。
以上、今後も注目したい二人でした。