新年が明けた2020年1月1日、ヒカルがツイキャスを実施して、視聴者の質問「YouTubeの収入は昨年よりも上がりましたか?」に対して「ぶっちゃけでもまあ年収で行ったら、10億前後かな、だいたい」(15:00頃~)と回答しました。
さらに続けて「収益は、2017年頃からあまり変わっていないな、企業案件の数を増やすなど、本気になれば年収20億ぐらいはいけるだろう」とも語っています。
10億と20億、二つとも驚きの年収額ですが、取り合えず実際の年収額10億円の信憑性を検証してみたいと思います。
そして後半は、ヒカルの相棒のまえすさんとの関係も気になったので、調べてみました。その秘話とも言える事を含む話は、最後まで読んでいただければ後半に記載してあります。お楽しみに・・・、以下本文です。
2020検証ヒカルの年収10億円は本当か
ヒカル本人の収益発言
年収の話とは別にYoutubeチャンネルの動画で、最高月収についても話しています。
NGなし、何でも答えてしまうヒカルの質問コーナーで「今までの最高月収は?」の質問に対して「今までの最高月収は2億円、売上じゃなくて、粗利っていうか利益で、2億円出た月はありますね。その2億円は企業案件が重なり報酬が支払われる月が重なって達成した金額」とのこと。
「さらに今月(2020年4月)はアパレルがすごく売れたんで、それを超えると思います」とも補足している。これはロコンドとのコラボシューズの案件が好調だったためのようです。
実際のYouTube広告収益試算
YouTuberの一般的な収益、というものを説明することはほぼ不可能です。
YouTuberがグーグルから受け取る収益はさまざまな広告によるものであり、その種類や価格などは多様な要素に左右されます。ですから、YouTuberがグーグルから受け取る収益は再生回数で一概に計算できるものではないのです。
広告単価
いわゆる「1再生で○円」という広告単価は、多様な広告収益からの換算金額であり、現実には「1PVあたりの単価」もYouTuberによってそれぞれ異なってきます。
実際に8000万回再生で月に約1600万円の広告収益があるという場合は換算すると、1PVあたり0.2円です。その一方で、1PVあたりの広告単価が0.1円未満のYouTuberも少なくないが、0.1円とするとその場合には同じ8000万回再生で、広告収益は半分の800万円になります。
ここでヒカルのYouTube広告収益を試算したいのですが、広告単価は各個別には公開されていません。ですから推測するしかありませんが、今回はホリエモンという事で信用できそうな、下の画像にある広告単価0.5円を採用します。
ヒカルのYou Tube広告収益額
広告単価0.5円×動画済生回数=収益額
- 2020年 動画済生回数 収益額
- 10月 8801万回+143万回 4472万円
- 07月 9315万回+789万回 5052万円
- 04月 8901万回+304万回 4602万円
- 01月 4139万回+138万回 2138万円
- 【合計 16264万円÷4ヵ月=4066万円】×12ヶ月≒5億円/年収
以上、ヒカルのYou Tube広告収益試算額は年間約5億円と出ました。
その他の収益
企業案件
ヒカル自身が発言した「年収10億円だが企業案件の数を増やすなど、本気になれば年収20億ぐらいはいけるだろう」という事から、企業案件だけでも10億位は上積みできるという事になってしまうが、ヒカルの場合それほど企業案件の広告収入が高いという事が推測できる。
ある業界関係者からの話によると、企業案件におけるトップレベルクラスのYouTuber程にもなると、そのクラスでは高いところで1つのタイアップ動画の広告収入が1500万円を超えるほどになることもあるということで、年間にどれだけの案件をこなすかによって年収が大きく変化する事になります。
さらに、ここにYouTubeからの広告収入も加えるのであれば、全盛期のヒカル氏なら「年収○○億円」が可能になったとしても不思議な事ではないです。とまで言う業界関係者までいるという事です。
YouTuberの企業案件の相場は、だいたい1再生あたり3~20円と幅が広く、その算出式は以下のようになります。
企業案件の相場 = 直近30日間の平均再生回数 × 3~20円
YouTuberの企業案件の費用を決める7つの要素は主に以下です。
直近30日間の平均再生回数
- チャンネル登録者数
- 動画の高評価・低評価の比率
- チャンネル登録者の属性
- コメントの量
- コメントの質
- チャンネルの専門性
企業案件の相場は未公開のエージェンシーがほとんどですが、唯一公開しているのがE-DGEで1再生あたり10円程度です。これも1再生当たり3~20円の相場に入っています。
相場に幅があると言うのは、視聴者の違いによって宣伝効果が大きく違ってきますから、評価が変化すると言う事です。
自身の持つアパレルブランドの「ReZARD」の売り上げ
2020年4月14日、靴とファッションの通販サイトLOCONDO(ロコンド)が決算説明会を実施し、ヒカルのアパレルブランドReZARD(リザード)とのコラボシューズの売上が6億円だったと公表しました。
自身の持つアパレルブランドの「ReZARD」の売り上げや宮迫博之さんとの動画で上がっていたが、シューズブランドの「ロコンド」とのコラボなどで利益を大きく出していることから、2020年はアパレルブランドの「ReZARD」や「ロコンド」の売れ行きが伸びてYoutube以外での収入が多くなるのではないかと思われます。
2020年2月の支出額
ヒカル本人は支出額についてはまえっさんと税理士に任せているので、まったく分かっていないらしく、しかしコロナ感染自粛ムードのこんな時期、支出の詳細を2020年の自粛前2月と自粛後4月を比較してみるのも面白い企画という事で動画を公開している。
そこから取材してみた結果で、反対に収入が見えてくるのではと思い、参考までに取材してみた。ヒカルが金銭管理しているまえすさんに各項目の金額を問い、それに対してまえすさんが正確に回答する形で動画にしている。そこから取材したデータが下記になります。
まえすさんが管理し、それを資料を見ながら報告と言う形で公表していることから、信頼できる情報として記載します。
2020年2月支出額
- 家賃=241万円
- 交通費=62万円
- 通信費=4万2000円
- 衣装代=30万円
- 会食=32万円
- 雑費=12万円
- 光熱費=3万1000円
- 美容代=150万円
- 合計 534万3000円
- 企画費用 3,125万2143円
- 総合計 3,659万5143円 (人件費は別、含まれていない)
「一年位前はもっと凄かった、散財しちゃってると言う感じだった」と動画の中で本人は言っていますが、上記の人件費が定かでないですがそれでも一か月4000万円以上、年間で5億円位にはなります。
この内訳をどういう風に税務処理するかで総収入額は変わってきますが、10億円という金額は射程内に入ってくる規模と言えなくは無いと思います。
結論:「ヒカルの年収額10億円は真実」と思える
トップレベルのYouTuberでは、企業案件のタイアップ動画での広告収入がかなり高収入であることがわかり、ここにYouTubeからの広告収入も入るのであれば、いま全盛期のヒカルなら年収10億円が見える世界になったとしても不思議ではないという事です。
そして、本人自らが10億のみならず20億も可能と豪語しているのだし、10億も得られないでそんないい加減な事を公に公表しているとは考えにくい。
検証の結果、可能という判断も出た事でもあり「ヒカルの年収額10億円は真実」と結論付けます。
ヒカルとまえすの回想談
ヒカルとまえすさんの動画による回想談を取材しましたが、何せヒカルは頭脳明晰で頭の回転が良いのか、どちらかと言うと早口でまくし立てるのでそのまま書き表すと、ところどころおかしな文脈になるので、それを私なりの解釈で編集して記述しました。
まえす(まえっさん)との関係
まえっさんというのはヒカルがいつも使っている呼び名です。まえすはヒカルの実の二つ違いの兄で最も信頼する仲間でもあります。ですからヒカルは一切金銭の事に関しては関知せず、全て兄に任せています。話を聞いていると、ヒカルの秘書的な役割を果たしているような関係にも感じました。
幼いころはお互いを「兄(にい)ちゃん、圭太(けいた)」と呼び合っていたそうです。
まえすさんが秘話として一部明かしたのには、中学生の頃自分では入手できない○ロ本を、ヒカルの部屋にゲームを借りに入った時に20~30冊位あるのを見つけたので、それ以後忍び込んで拝借していたと暴露していました。
そばで聞いていたヒカルは「何だそれ・・」と笑っていました。それだけ仲の良い関係という事ですね。
生い立ち
子供の頃を振り返って本人が言うには「どういう生い立ちであったかという事ですが、幼いころより兄が大学に行くまではいつも一緒だった。
だから、読んだ本、遊んだゲーム(タイトルだけで言ったら200~300位はやっている)、見てきたもの聞いてきたものほぼ同じ、食べてきたものも一緒、特別そこに差はないという関係。
しかし、学校生活だけは全然違っていたけどね」と説明しています。
高校卒業後
高卒後、まえすさんは大学進学、ヒカルは就職した。しかし、ヒカルは勤務先に違和感を覚え退職、ある人の言葉をキッカケに目覚め独立を決意、その時に大学に行っていたまえすさんを強引に誘い一緒に独立、ヒカル18歳、まえすさん20歳二人の年齢はその位の時の頃だった。
その時のいきさつを二人で説明していたが、そのあたりを要約して記述します。
鳥取大学に行っていた兄を「俺は絶対に成功するから、一緒にやろう。100%俺は成功するから、いつ成功するかは分からんけど、成功のロジックはわかった、なんかもう成功の仕方がわかったんだ。だから絶対いつか俺の言うようにやっていったら絶対成功するから一緒にやろう」。
そしてさらに続けて「俺の弱点を補ってくれと言う風に言って、何度もまえっさんを口説いた」と言う事らしいです。(が、しかし大学まで辞めさせて「俺は成功するから一緒に付いて来い」とはなかなか普通には言える事ではないですね、そこからしてもう並みの人では無く、もう飛びぬけていますよね。
結局、まえすさんは大学を辞めて一緒にやることになるのだが、その時の心境をこう語っています。
「単純に大学を卒業して就職するより、ヒカルとやった方が楽しいんじゃないかなと思った、それだけです」そして、その横にいたヒカルが口をはさんで言うには「まえっさんが大学卒業して就職したら、公務員やな」と、確かに言われれば、まえすさんはそんな感じかなという雰囲気です。
ヒカルさん、兄弟とは何ですか?
という視聴者からの質問に対してまえすさんが同席の上での内容です。口述そのままの文では文章にならないので、私の解釈で記述しました。以下、その内容です。
「悪いように言うと一番利用できるし、一番踏み台にしても何も問題が起きない、他人と違い兄弟だから。そして反対に良い意味で言うと、一番幸せにもできるし一番身近だからこそ何でもできる。
独立を目指して歩もうとしたら、人を使っていくのは当然だし、何か成し遂げていく上で一人ではできない事も沢山ある中で、俺はもう人を使う側で生きてきとるから、そういう立場で誰とやっていくのかと考え、さらに誰を使うのかというとこに行き着くと、真っ先に思いつくのがまえっさんだった。
信用もできるし、言いやすいし何に関しても融通が利き、そして怒らしたところで問題が起きないやりやすさ、どういったら良いのか、ま、まえっさんが一番使いやすいって感じやな」。
以上が本人ヒカルの話した内容です。
まとめ
2020年1月1日、ヒカルがツイキャスを実施して、「ぶっちゃけでもまあ年収で行ったら、10億前後かな、だいたい」と公言したが、30歳の若者が年収額10億円が可能なのか、その真実を明らかにすべく詳しく取材し検証してみた。
1、)まずは収益の柱、実際のYouTube広告収益を試算してみた。
広告単価は具体的にホリエモンの公開している0.5円/PVを採用して試算した結果、ヒカルのYou Tube広告収益試算額は年間約5億円と出ましたが、かなり高額です。
2、)その以外の収益がかなりあります。
まずは企業案件、この1つのタイアップ動画の広告収入が非常に高額で、本人が意欲的に取り組めば億単位の収益が見込めるようです。
さらに、自身の持つアパレルブランドの「ReZARD」が好調、これは今回には関係ないが、今後影響をしてきそうです。
3、)さらに2020年2月の支出額からその収入を考察してみると、一か月4000万円以上、年間で5億円位は支出があり、それ相応に収入がありそうです。
4、)以上から結論を導き出すと「ヒカルの年収額10億円は真実」と思わざるを得ない状況です。
5、)ずっと一緒にやってきた兄弟関係が気になり調べてみました。
主にヒカルとまえすの回想談から以下の各項目について取材しまとめました。
- まえす(まえっさん)との関係
- 生い立ち
- 高校卒業後
- 兄弟とは何か
補足:ヒカルの総資産額40臆くらい
2020年11月6日深夜に、ゲストにギリギリを攻めた質問をぶっこむバラエティ番組『ぶっこみミサイル!〜ほんとに聞いちゃっていいの?〜』(TBS系)が生放送されました。
加藤さんは、NG無しと語るヒカルに「ヒカルさんがいまお持ちの預貯金額やさらに株や不動産資産等々、全て込みのヒカルさんの総資産を教えて頂きたいんです」と質問をしました。ヒカルは、正確には分からないとしつつも「会社含めたら、たぶん40億くらいはあると思います」とあっさり回答しました。
驚愕の総資産に腰を抜かしそうになる加藤さんは、さらに「YouTuberになってからの7年間で使った額」を質問しました。ヒカルは「たぶん5億から10億ぐらいだと思います」と言っています。
始めてから7年間で40億円の資産ですか。いやもう凄いですね、我々が学校で学習してきた資本主義経済社会の概念を超えた話で、もはやその金額は1億とか2億と言う、一般的にある話ではなく我々の常識を超えています。
ヒカルはまだ30歳、この先どうなるのでしょうか、想像もつきません。