中田敦彦さんはYouTubeチャンネルでたくさんの投資関係、お金に関する動画を投稿しています。
私も株式投資をしているので参考にと思い見ようと思ったのですが、あまりにも動画本数が多くて全部見ていたら時間が足りません。
そんな同じ思いの読者のために、概要のまとめ記事を私なりの解釈で書いてみたら、役に立てるかもと思い書いてみました。
お金の授業総まとめ編、計16冊のお金の本を読み込んだ中田敦彦さんの結論とは・・・?
以下、本文です。
1、お金について学んだ結論は
お金について学ぶってどういうことなのか、中田敦彦さんは手始めにそこから嚙み砕いて解説をはじめています。以下は、動画で熱弁している事を要約したものです。
端的に言うといつまでも労働収入に頼っていては楽にはなれないし、豊かにもなれない。資産運用を考えようという事ですよね。
お金の授業の最初の頃に、山崎元 さんの本を紹介していますが、その中で「資産運用の相談で 大手の銀行や証券会社の窓口に行くな 、手数料ハンターの元へどうぞという事である」と言っています。
売りたい物を包んで素人がのこのこやってきたから手数料の高いものを売りつけてやろう、それが大手の窓口で行われてることです。と中田敦彦さんは解説しています。
そして続けて言うには、なぜ今現在、証券とかのネットサービスが隆盛しているのかと言うと、大手よりも安い手数料だからに他なりませんからそれを利用するのです、と言っています
投資を理解する手始めとしての危なくない入口サービスがありますと言って、山崎元さんの本を紹介しながら解説しています。
それが次の画像です。
引用元:YouTubeチャンネル中田大学
画像でもあるように、それが小額からでも始められる積立 NISA や iDeco ですと説明しています。それを自分で勉強して始めましょう。資産運用手数料の高い 銀行証券会社に行かなくても経験できるのですという事です。
お金を増やす投資って面白いかもしれない と気づいたなら次の本「金持ち父さん貧乏父さん」のロバートキヨサキさんを解説しています。
それが次の画像です。
引用元:YouTubeチャンネル中田大学
お金持ちになるには お金に働いてもらう 事が大事、人生100年の時代には必要な考え方です。 労働で働いたお金を贅沢に使うんではなくて、軍資金として貯蓄し 投資して増やす資金にするのですという事です。
そして、やってみませんか、その方法が株をやろうという話 なのですという事で、さらにそれについての解説です。
預金や債権は利息が安すぎてダメ、非常に魅力が薄い。さらにインフレリスクがある。 バナナ1本買うのに札束がいるようなハイパーインフレ という事もありえる。しかし、株式はインフレリスクに強いのです との事です。
今国内では何が行われているのか、超低金利で赤字国債を発行し中央銀行がそれを引き受けて、これによって景気を無理やり回復させる。これを MMT(現代貨幣理論)と言う事です。
MMT(現代貨幣理論)は 理論上完璧だと言われているが、しかし現実には日本の歴史において第二次世界大戦後破綻し、ハイパーインフレが起こった 事実がある。今現状はその時に似ていると思うという解説です。
だから、ハイパーインフレのリスクを避けるためにも株をやろうという理論です。
一連のお金の授業の流れの結果株式投資をやろうというところまで解説し、そして今現在のハイパーインフレのリスクを解説しました。
さあいよいよ、次は株式投資の話に進みます。
株式投資をやろう
そして株式投資をやることについて、多くの本の読んだ結論が、以下の事だそうです。
デイトレードじゃない
多くの本で言っていることは「デイトレードは株式投資ではない、結局デイトレードはギャンブルだ」とどの著者も言っているとのこと。しかし本屋に行くと圧倒的にテクニカル分析の本が圧倒的に多いらしいです。
テクニカル分析は結局短期売買になりやすく過熱しやすい、デイトレードの欠点です。ですからどの本の著者も口をそろえて言っていることは絶対デイトレードはやめなさい、それはギャンブルですからと。
しかしもちろんそれで成功している人の本もある。しかしその著者自身が言っているのは「私はギャンブラーです」「私はそういうゲームが大好きです」と公言しています。そのようなごく一部の天才的な人の本が出ているだけらしいです。
皆さんはそのようにはなれないです。デイトレードで使うテクニカル分析はまやかしでしかありません、絶対やってはいけませんと、結論づけています。
個別銘柄を選んで買うという事は
個別銘柄を自分で選んでファンダメンタル分析をするという方法は、あの有名な投資家ウオーレン・バフェットがやっている方法で、会社の財務状況を会計的に分析して個別銘柄を買うという方法です。
しかし個別銘柄を選んで買うというのは現実的では無いという事です。
どういう事かというと、そもそも労働収入生活から解放されたくて資産運用、つまり投資を選んだのに個別銘柄を選んで買うという事自体が相当の労力と努力を必要とします。
会計学を学び、分析、選択、売買という労力が要ります。
そんな労働と時間を掛けてやることが出来るか、我々の理想はお金に働いてもらう収入ではなかったのかという事です。
おすすめは投資信託
自分が時間を掛けて労働をして投資活動をする必要はない、じゃ何があるのか、それが投資信託なのです、と言っています。
投資信託にはアクティブファンドとインデックスファンドがありますが、その違いが頭に入っているかどうかという事が大事です、と注意しています。
アクティブファンドとはプロが相場観や運用方針に基づいて銘柄を決定し高い収益率を目指し方法その分報酬は高めです。
インデックスファンドとは平均株価指数(インデックス)に連動する事を目標に運用するファンドです。
結論を言うとアクティブファンドよりインデックスファンドの方が実績は良いです。ですから、もうやることはインデックスファンドを覚えるだけで良いのです、と明言しています。
普通の投資家はこのインデックスに勝つことはまずできないらしいです。
あのウオーレン・バフェットがインデックスファンドより好成績を出したというのは過去の話で、近年はインデックスファンドと同じかそれよりやや目減りする成績しかあげれていないとのことです。
普通に投資のプロでも8割以上がインデックスファンドには勝てないそらしい。
勝てなさ過ぎて最近のアクティブファンドのマネージャー達は何をしているかというと、ほぼインデックスファンドと同じように組んでいるそうです。
ですから、インデックスファンド一択しかない、その中でも日本株より米国株です、とこれも明言しています。
なぜか株式市場の成熟度の違いで、日本の株式市場は一度上場してしまうと余程の事でない限り市場から脱落することが無い。
要するに成長力を無くした企業でも生き残っていられるという事で、一方米国市場は非常に厳しく入れ替わりが激しい、制度の違いですね。
以上の事から結論は、米国株のインデックスファンドのしかないという事です。
2、買うならズバリこの2つ
買うなら米国株インデックスファンド2つのどちらかです。という事でその二つを紹介しています。
1・VTSAX(バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンド)
バンガードというインデックスファンドの会社が出している商品でトータル・ストック・マーケット(全米の上場している約4000社)のインデックスファンドです。
これはアメリカ向けの話で、日本人が買うとしたらどうなるかというと楽天・全米株式インデックス・ファンドになります。
2・SBI・バンガードS&P500インデックス・ファンド
VTSAXが全米の上場している約4000社分のインデックスファンドなら、S&P500はその内の厳選した500社分のインデックスファンドという事です。
*バンガード・・・1974創設、世界初のインデックスファンド会社
(ビッグ3=バンガード、ブラックロック・ステートストリート)
3、中田敦彦のお金の授業総まとめ
どのプロの投資家もインデックスファンドには勝てないし、ネット証券で手数料を低く抑えれば誰でもハッピーになれる。インデックスファンドより大手投資会社のプロに任せるのははるかに非効率的という不都合な真実」を当事者関係筋は広めたくない、だから普通には知らないことだし教えられる事は無かった。
そう語っている動画、画像が次です。
引用元:YouTubeチャンネル中田大学
この事を理解した上で以下、復習も兼ねて総まとめになります。
1、窓口に行くな
大手証券会社の窓口には行くな、手数料ハンターの下に行くのと同じ。それより手数料の安いネット証券で、投資の手始めに積み立てNISAとかiDecoを自分で勉強して始めれば良い。
お金に働いてもらう事を学ぼう
投資って面白いかも、お金を運用して増やしたらもっと自由に生きられるかもしれない、そう気づいたらお金に働いてもらおうと言う考えが絶対に必要という事。
そう思ったら労働で稼いだお金を贅沢に使い切ってしまうのでは無く節約して軍資金を貯めて投資してお金を増やすという事をやってみよう。
2、株をやろう
投資してお金を増やすという訳で株をやろうという事。
そしてそのやり方も配当金を再投資するという複利を考えたやり方で運用していく。
3、米国株を長く持て
株をやるとしたら日本株価か米国株価か?これは株式市場が厳しい基準で運営されてをやるべきです。
米国株に投資するとして、個別銘柄を10~15選んで配当再投資でやるのか?いやいやそうではなくて、米国株のインデックスファンドに投資をするという事。
4、借金せずに軍資金
投資をするには軍資金を作らなければいけない。そのためにはローン、リボ払い、レバレッジなどには手を出さず、収支を管理して支出をカットする。そして給料の3ヶ月分の預金以降のお金は投資に回す。
5、バンガード社のインデックスファンド
そして最後の課題、何を買えば良いのか。
それは全米4000かS&P500かとなるがこれは個人の好みと考え方によるが個人的にはS&P500、銘柄が厳選されて入れ替わっていく500銘柄に期待する。中田敦彦さんはそう結論付けしています。
その動画、画像が次です。
引用元:YouTubeチャンネル中田大学
買い方
そして次は買い方ですが積立購入か一括購入かだが、積立購入はドルコスト平均法の原理でリスク分散できるというメリットがある。しかし一括購入の長期保有で有利な複利の原理が生かせない。
これはどちらの戦略で投資するかは個人の事情によると思います。つまりまとまった資金があるか無いかの違いによると思います。
ですから、ある手元資金全部で取りあえず買って、後は少しずつ出来た資金で買い増していくという方法。
まとめ
中田敦彦さんのyoutubeお金の授業の総まとめ記事を書いてみました。
- お金について学んだ結論は株式投資をやろうという事だった
- しかし、株式投資でデイトレードは絶対やってはいけない
- 個別銘柄を選んで買うというのも労力を伴い、現実的ではない
- おすすめは投資信託である
- 投資信託の中でも米国株のインデックスファンド一択のみ
簡単にまとめると以上ですが、最後に動画で結論付けている中田敦彦さん個人の、究極の総まとめ実行編を紹介します。以下です。
「中田敦彦この私なら、SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドを給料3カ月分以上の軍資金を全突っ込み。そこから定期的に何パーセントか突っ込む。それだけ、これが私の結論」これが当たるか当たらないか分かるのは、30年後ですとも付け加えています。
その動画、画像が次です。
引用元:YouTubeチャンネル中田大学
以上、「中田敦彦の本と投資の鉄則結論&まとめの概要!銘柄おすすめ投資信託」という事で調べてまとめました。
補足・ご注意ください
私のこの記事は、あくまでYouTubeチャンネルの紹介記事であり、おすすめ記事ではありません。
ましてや投資関係の記事はなおさらで、絶対という事はなく、どんな話でも常に五分五分です。
ですから、この記事で紹介している内容についても同じことが言えます。最後は自己責任で選択するしかないです。
ですから、「軍資金を全突っ込み」という主張には多少違和感を覚えます。
くれぐれもご自身で学習、勉強の上でご判断ください。
*もう一度繰り返します。私のこの記事は、あくまでYouTubeチャンネルの紹介記事であり、おすすめ記事ではありません。