この記事はまず最初に、タイトルにあるヒカキンさんのビートボックス(ボイパ)の、今現在のレベルと実力を検証動画で解説してあります。その後の記事ではヒカキンさんのビートボックス(ボイパ)歴を解説しています。
YouTuberが注目されだしてからヒカキンさんを知った方は、ビートボックスあってのヒカキンさんという事を知らない方が多いと思います。そういう方達のためにも、どういう風にYouTuberとしてのぼりつめてきたかを、詳しく解説します、
ビートボックスの今現在のレベルと実力の検証については、タッグアジア大会チャンピオンの検証動画で解説します。これは権威を持った二人のチャンピオンの解説ですから間違いないです。しかも二人の動画解説も面白いですからぜひご覧ください。
それでは以下本文へどうぞ、ヒカキンさんのビートボックスの魅力に触れてみてください。
ビートボックス(ボイパ)、今現在のレベルと実力を検証
過去のヒカキンさんは、世界のトップクラスのミュージシャン達とビートボックスでコラボ共演するほどのレベルと実力を持っていました。
しかし、今のヒカキンさんはファミリー向けの動画やその他の仕事が忙しすぎて、練習できているのかなと思ったり、動画もあの頃のカッコよさも感じないし、レベル落ちてきているのではないかと、心配なのです。
そこで検証動画を探しました。やはりそのようなことを疑問に思っているのは私だけではないらしく、あちこち調べていたらその検証動画がありました。
「Rofu」、日本初、ビートボックスでアジア1位に輝いたタッグチームのRofuのことです。FugaさんとHIROさんのお二人のチームですが、自分達の立場上、よく人から「ヒカキンさんって本当にビートボックスうまいの?」とSNSのコメントでよく書かれるらしいです。
そこで自分たちのYouTubeチャンネルで解説動画を投稿しようと思ったそうで、実際にヒカキンさんの動画を観て、解説その疑問を解き明かすという内容のものでした。
これは絶好の検証動画です。この動画を紹介したいと思います。
以下、「Rofu」のお二人の紹介です。
- ★”Rofu”(2018年度日本初アジアチャンピオンタッグチーム)
- Fuga(5代目北海道チャンピオン)
- HIRO(GrandBoost全国チャンピオン)
以上ですが、権威としては文句なしの肩書を持っていらっしゃいますので、期待しましょう。
まず過去の動画でレベルと実力を検証して、その比較で現在の動画を検証をしようという訳です。
まず「Rofu」のお二人が比較対象に選んだ過去動画は、10年前に世界的に大ヒットした「SuperMarioBeatbox」、そして比較検証の今現在の動画はゲームをやりながらビートボックスをやる動画を採用しています。それでは以下検証です。
動画「SuperMarioBeatbox]を検証
10年前の動画はHIKAKINと言えばこれというほど有名な、大ヒットした「SuperMarioBeatbox」です。
動画を視聴しながら「Rofu」のお二人が連発した言葉を書きとったのが以下の言葉ですが、その言葉を読むだけでもその言葉のニュアンスで、評価がよくわかると思います。
出だしからいきなり「いや、上手いんだよね」に続き「10年前にこれやってるのがマジで凄いんよ」、「スゲー、いやースゲー」「やば、メチャメチャウメー、何これ」「天才じゃん、ヤバい」彼らの言葉を聞いてるだけでも凄いですね、一言もダメ出しがないです。
さらに続きます。「スゲー、今のは上手い」「もう無理だわ、できない」「おー、スゲー」「めっちゃ上手いんだよ、ココ」「めっちゃウメーンだよ、ここ」最後は「いやー凄い」で動画を終わりました。
Rofuのお二人が出した結論:「HIKAKINはやっぱすげぇでした」
もう二人から出る言葉が圧倒されている感じで「反論の余地も無いのかい」と、笑っちゃいました。(いや、失礼しました)
いやー、現チャンピオンでも10年前のヒカキンさんのマネが出来ないところが多々あるという事に驚きました。(二人ともマジ、チャンピオン?失礼しました)それほどの動画だからこそ世界に認められたのですね、納得です。
最新動画を検証
ヒカキンさんのビートボックスの最新動画などあるのか?
RofuのSNSなどのコメントでフォロアーが「ヒカキンさんがフォートナイト(ゲーム)やりながらビートボックスやる動画だしたので、ぜひ解説してください」とコメントをくれたそうです。
それでは先ほどの方法と同じく、Rofuのお二人が動画を視聴しながら連発した言葉を書きとったのが以下の言葉です。
第一声「スゲー」から始まりました。「バリうまし」(意味不明)、「基礎音のクオリティは今も健在ですね」「うわ、ヤバ」「スゴ」「ちゃっかり新技かましてますね」「ベホイミを覚えたのと同じくらい凄いことです」(意味不明)もう圧倒的ですね。
さらに続きます。「ちゃんとスキルアップしてる」「お、ヤバ」「ヤバ」「新技ぶちかましていますね」「めっちゃ技増えている」「ヤバ、ナニコレ⁉」「スゲー」「うわー!スゲー、ヤベー」「単純に新しい技めちゃ増えとりますね」ところどころ二人ともビックリ顔!!!になります。
「完全即興でビートボックスやっているのもオモシロポイント」「このルーティーン洗練されすぎてますね」「オリジナルのルーティンも増えとりますな」「衰えるどころかメチャ進化しとる」動画終わりました。
Rofuのお二人が出した結論:HIKAKINさん、とどまることを知らないですね、完全にメガ進化していました。
さらに解説を続けて言うには「衰えてるところなかったし、むしろ昔の技術をずっとあるものは磨きつつ、新しい技めちゃ増えてたのが印象的ですね、音も一音一音が良いものになっているというのが凄い。HIKAKINさんは今も変わらず憧れの存在ですね。死ねまでには生で聞いてみたいですね」とのことでした。
いやもうマジ、単純に凄いです。人の口からあんなに多彩な音が出せること自体が信じられないという事です。ビートボックス一はまりますね~、面白いです。
結論
検証と評価は下記のお二人によります。
★”Rofu”(2018年度日本初アジアチャンピオンタッグチーム)
- Fuga(5代目北海道チャンピオン)
- HIRO(GrandBoost全国チャンピオン)
1)10年前のヒカキンさんは「天才じゃん、ヤバい」と言わしめるぐらい凄かった。
2)今現在のヒカキンさんはもっと凄かった。とどまることを知らない感じで、新しい技が増えていて従来の技術も磨きこまれ、完全にメガ進化していました。
以上が、結論です。
ヒカキンのビートボックス(ボイパ)経歴
経歴の中でヒカキンさんが人生においてどのようにビートボックス(ボイパ)と関わってきたかが分かります。誰かにヒューマンビートボックスを習った事はなく、YouTubeで見られるビートボックス動画を参考にするなどして、独学により今のスタイルが出来上がったようです。
基本情報
- 本 名:開發 光(かいはつ ひかる)
- 誕生日:1989年4月21日(31歳 / 2021年2月現在)
- 出身地:新潟県妙高市
- 身 長:174cm
- 血液型:O型
- 現在の活動:職業
- YouTuber:YouTubeにてHIKAKIN、HikakinTV、HikakinGames、HikakinBlogの4つのチャンネルを運営
- ヒューマンビートボクサー
- YouTubeタレント事務所UUUM株式会社ファウンダー兼最高顧問
ヒューマンビートボックス経歴
下記、ヒカキンさんの経歴を詳細に書きましたが、その中のヒューマンビートボックス歴の部分を、太字下線で表示しました。(*印は私の説明文です)
【小学生の頃】
- 小学生の時の夢は「スキージャンプでオリンピックに出場する事」だった
- その頃テレビ番組「力の限りゴーゴゴー!!」のコーナー「ハモネプリーグ」を見て「ヒューマンビートボックス、かっこいいな」と興味を持った
*興味を持ったという情報しかなく、いつから練習を始めたのかは定かでありません
【高校進学】
- 高校へと進学、小学生から続けていたスキージャンプに情熱を注ぎ、全国8位に入るほどの実力をつけていた。
- その頃から競技の先輩が「ヒカキン」と呼ぶようになった
- 高校の思い出はスキー以外にほぼない、辛かったし今でも夢に見るそうです
- その頃スキージャンプに青春を捧げる一方、ビートボックスの技にも磨きをかけていた
- 2006年12月「HIKAKIN]チャンネル開設、当初は海外のビートボックスの動画を視聴する目的だった、しかし自分でもやってみたいなと思い、自身のビートボックス動画を投稿し始めた
*実際に投稿した動画が下のもので、記念すべきYouTuber最初の投稿です
*私が見る限りかなり上手に思えるのですが、どの位の練習期間でここまでになったかが気になりますね
【高校卒業上京】
*ヒカキンさんの話によると2007年3月15日に上京、預金口座無し、2万円の現金を持って就職した都内のスーパーマーケットの社員寮に入居したそうです。最初の給料日まで節約しまくってしのいだそうです。
- 2007年(18歳)高校卒業後、上京を決める、有名なビートボクサーが集中しているという理由から、都内のスーパーマーケットに就職、
- 会社員生活が始まる当時住んでいたのは東十条の社員寮、働いて動画投稿して、働いて動画投稿しての毎日、いつしか自分のビートに嫌気がさして、仕方がなくなるほどにかなり重度に落ち込む
- 当時、日本ではYouTubeはあまり知られていなくて、ほとんどが海外からの閲覧で、日本ユーザーは2割弱位だった
- 自分が満足できる結果は何も出せない日々だった
*相当しんどかったらしく、その当時の苦悩を書き綴ったものもありました。
【人生の転機】
*私が感じるには、さあ満を持して攻勢に出たという感じがするのが以下です、どうぞ。
- 2010年の「青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ」に2回出場しています(*下に動画あります)
- その「全国ハモネプリーグ」で演じたビートボックスを後日動画「SuperMarioBeatbox」として投稿した(*下に動画あります)
- 2010年6月19日信じがたいことが起きた、動画「SuperMarioBeatbox」が国内月間アクセス1位を記録、その後アメリカのCBCニュースにトップニュースに取り上げられアップ後24時間で20万アクセス、一週間で100万アクセスを記録した
- 2010年度YouTube世界ベストパートナートップ500人に選出、さらに「WOWスタープロジェクト2010」で優勝し、ラスベガスに招待される
- それをきっかけにテレビの出演依頼やパフォーマーとしてライブのオファーが少しずつ来るようになった
*2006年12月「HIKAKIN]チャンネル開設からここまで3~4年かかっていますね、良かったです。
【HikakinTV開設】
*ここからがヒカキンさんの飛躍のきっかけの話になります。
- アメリカのYouTuberミッシェル・ファンの演説に刺激を受け、もっともっとYouTuberとして動画を投稿したいと思った
- 2011年7月19日「HikakinTV]開設、YouTuberとして毎日アップできるコンテンツをと考えた結果現在のスタイルが生まれた
- そんな中「YouTubeNextUp2011」開催、受賞者10組は賞金200万を獲得できるというもの、当時のヒカキンはチャンネル登録者数日本一位、自信を持っていたが落選した
*この落選がまた良かったのですね、猛烈に動画作りの勉強をするきっかけに繋がっていきます。
【YouTuber収入、給料を超える】
*さあ以下、いよいよヒカキンさんの快進撃の始まりです。
- 挫折を味わったヒカキンだがYouTuberへのアドバイスを仕事にしていた佐藤友浩のアドバイスを得て勉強、さらに国内のトップクリエイターの動画を研究、何度も何度も思考錯誤を繰り返し、3か月後YouTubeからの収入が会社員としての給料を超えた
*独立できるぞ、と思った時どれだけ嬉しかっただろうと思います。
【専業YouTuberとして独立】
- 2012年スーパーを退職、専業YouTuberとして広告収入で生計を立てる生活が始まる,
- 2013年2月登録者数25万人突破
- 2013年5月エアロスミスと共演1万5千人の観客の前でビートボックスを披露
- 2013年6月YouTuber事務所「UUUM」設立最高顧問に就任
- 2014年1月「HikakinTV」登録者数100万人突破
- 2016年4月「HikakinTV」登録者数300万人突破
- 2021年2月「HikakinTV」登録者数888万人突破
- 「HIKAKIN」2021年2月現在 登録者数 241万人(これが一番最初のチャンネルでビートビートボックス動画はここに収録)
以上で経歴(ヒューマンビートボックス歴)を終わりますが、調べていて感じるのは、ヒカキンさんはかなりの努力家だということですね。
しかもビートボックスを誰かに教わったという情報が見当たりませんので、おそらく独学だろうと思うのですが、そうだとしたら相当の練習を積んだと思います。彼は普通の人の想像を超えたところにいますね。
転機となったハモネプ出演動画
ヒカキンは2010年の「青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ」に2回出場しています。その一回目が下の動画です。
この時初めて実施されたボイスパーカッション部門「第1回ボイパ日本一決定戦」の出場者は、Daichi、HIKAKIN、すらぷるため、の3人で決勝戦が行われました。
ここでは惜しくも2位でしたが、その時披露したスーパーマリオの動画を後にYouTubeチャンネル「HIKAKIN]で公開したところ、これが思わぬ大ヒットに繋がりその後の人生の大きな飛躍に繋がることになります。
それが下の動画です。
しかし、第2回目のボイパリーグ決勝ステージでは見事にヒカキンさんが優勝して頂点に立ちました。その時の動画が以下です。
以上、ボイパリーグ日本一決定戦で有名になった4人ですが、それぞれに4人全員がYouTuberになり動画をあげていますが、シッキーは3本動画をあげて終了しているとの情報があります。
凄いのはHIKAKINさんとDaichiさんですね。まさかあの頃は、将来ここまで大物になるとは誰も思っていなかったでしょうね。今現在、二人はとても仲の良い関係で、たびたびコラボ動画を投稿しています。
超大物とのコラボ・ビートボックス(ボイパ)動画
ヒカキンさんのビートボックス(ボイパ)実力は?を大物アーティストとのコラボで振り返ります。
その当時のヒカキンさんの凄さを物語る、代表的な動画の数々ある中から、この項ではその中でも代表的な動画を3本紹介します。
まず一本目はこれはもう大物すぎてヤバい、エアロスミスとの共演、この人たちとのコラボでヒカキンは有名になったようなもので、ボーカルのスティーブン・タイラーがヒカキンの動画を気に入って呼んだそうです。
次はこれまた大物すぎ、このコラボ動画ではアリアナのヒット曲「Break Free」を披露していますがが、ヒカキンさんがメチャクチャ上手ですねもう完全にプロ級です。しかしアリアナ・グランデの歌声伸びやかできれいですね。
次の動画、これもまたまた超大物NE-YO(ニーヨ)とのコラボ、もう完全にミュージシャンと言う雰囲気で凄いです。本当にヒカキンさんって、何者ですかという感じです。
しかし、ヒカキンさん完璧ですね、何の違和感もなくNE-YO(ニーヨ)と調和しています。そして、緊張している風もなく堂々としていて大物相手に一歩も引けを取らず、カッコいいです。この頃のヒカキンさんが一番好きですね。NE-YO(ニーヨ)の歌声も透明な感じできれいです、このコラボは好きですね。
もう改めて詳しく結論を書くまでも無く、十分伝わりましたね、簡単にまとめます。
まとめ
ヒカキンさんのビートボックス(ボイパ)経歴と今現在のレベルと実力を検証してみた。
そして、今現在のレベルと実力を2018年度日本初アジアチャンピオンタッグチームの二人が検証してみた結果
- 10年前のヒカキンさんは凄かった。
- いま現在のヒカキンさんはとどまることを知らない感じで、完全にメガ進化していました
という結果でした。
さらにビートボックス(ボイパ)経歴は以下です。
- 少年時代:TV番組を通してビートボックスに興味を持つ
- 高校時代:ビートボックスの技を磨いていた
- 2006年:「HIKAKIN]チャンネル開設。ビートボックス動画もこの頃から投稿
- 2010年:「青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ」優勝
- 2010年:動画「SuperMarioBeatbox」が国内月間アクセス1位
- 2011年:「HikakinTV]開設し現在のスタイルへ
- 2012年:専業YouTuberとして独立
- 2013年:エアロスミスと共演。1万5千人の前でビートボックスを披露
- 2021年:「HikakinTV」登録者数888万人突破
取材を通して感じたのは、万人受けするファミリー向けの動画配信をメインにしている今のヒカキンさんより、過去のヒューマンビートボックスで活躍していた頃のヒカキンさんを、現代版でまた見たい、活動してほしいなということでした。
書き終えての感想
ヒカキンさんを知って初めてヒューマンビートボックスを知ったのですが、今回の取材を通じてさらにヒューマンビートボックスも詳しくなり、その魅力にはまりました。
そしてヒカキンさんがそれほどの実力者であるという事も初めて知って驚き、感激もしました。
今後、どのような活動展開していくのか楽しみですが、ぜひまたビートボックスも披露してほしいと思いました。
今後も応援していきますが、ヒカキンさんのますますのご活躍とご健闘を祈ります。