今回は、からくりすとというYouTubeチャンネルについてご紹介します。からくりすとは、複雑なからくり作品を発信するYouTubeチャンネルです。
どの作品も、歯車などの内部構造が外から見えるようになっていて、機械いじりが好きな人にとっては何時間でも見ていられるチャンネルなのではないでしょうか。
今回は、そんなからくりすとさんとは何者なのか、プロフィールやブレイクのきっかけ、また使用CADや運営booth、さらにリンク機構などについても紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1、からくりすとは何者wikiプロフ
まずはからくりすとさんとは何者なのか、基本情報をご紹介します。こちらはからくりすとさんのWEBサイトのプロフィール情報です。
上のページを見ると、富山市科学博物館で「動く仕組みを考える」というテーマで講演などもなさっているようですね。こちらが富山市科学博物館のWEBサイトです。
特別展関連イベント・講演会「動く仕組みを考える」|富山市科学博物館 Toyama Science Museum
上のページを見ると、からくりすとさんのお名前は「鈴木完吾(すずき かんご)」さんとおっしゃるようです。また、こちらの動画では、からくりすとさんについて特集されています。
上の動画では、からくり作家として有名になったきっかけなどについても触れられていますね。
これらの情報を参考に、私なりにプロフィールをまとめてみます。
- チャンネル名:からくりすと
- 名前:鈴木完吾(すずき かんご)
- 年齢:31歳(2024年)
- 出身:宮城県
- 学歴:東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒業(2016年)
- YouTubeチャンネル登録者数:10万人(2024年11月現在)
- YouTube:https://www.youtube.com/@karakurist/featured
- X:https://x.com/BellTreeNursing
- BOOTH:https://karakurist.booth.pm/
- WEBサイト:https://karakurist.jp/
からくりすとさんは、機械からくり系の作品を多く制作されており、その作品をYouTube上でも発信しているからくり作家です。
有名になったきっかけは、2016年にTwitterに投稿した卒業制作の「書き時計」だそうです。こちらがその時計の動画です。
上の動画を見ていただくと、ものすごい数のパーツからなる時計で、そのパーツひとつひとつが動いて数字を書くことで時を知らせてくれていますね。
この機械の構造を見ているだけでも目が奪われますし、こんなに機械的なものなのに最終的に書きつける文字が何とも言えない手書き感があり、そのギャップにも不思議な魅力があります。
この時計をご自身のTwitterに投稿したところ、世界中に拡散されたのだそうです。拡散したくなる気持ち、分かりますよね。
そしてその後は、フジテレビ「めざましテレビ」や、テレビ東京「レベチな人、見つけた」などメディアへの出演や、様々なアート展にも出展されているようですね。
また、こちらのページをご覧ください。
上のページを見ていただくと、大学卒業後は一度CADのエンジニアとして就職をされているようですね。その後、フリーのアーティストとして活動されているようです。
2、からくりすとの使用CAD
からくりすとさんの使用しているCADについて調べてみました。
筆者もその一人でしたが、CADを知らない方のために少しCADの説明をさせていただきます。CADとは、図面作成のためのソフトウエアです。
建築やものづくりの世界では、実際に制作工程に入る前に、まず平面上で設計図を書きますよね。設計図面を手書きで書く場合もあるでしょうが、複雑なものになればなるほど、コンピュータの力を借りた方が効率的になります。そのような場合に用いられるソフトです。
CADソフトにも様々な種類があるようですが、からくりすとさんは何のソフトを使っているのか気になる方も多いのではないでしょうか。こちらの投稿をご覧ください。
上の投稿を見ていただくと、からくりすとさんのCADは「Rhinoceros(ライノセンス)」というものだそうです。こちらが、そのRhinocerosのWEBサイトです。
上のページを見ていただくと、Rhinocerosの商品詳細を見る事ができますよ。価格は187,000円だそうです。思っていたより高価で驚きました。ただ、ものづくりの世界では欠かせないものなのでしょうね。
3、からくりすとのbooth
からくりすとさんの手がけた模型やからくり作品が欲しいという方も多いのではないでしょうか。クリエーター系WEBマーケットの「booth」にて、実際に購入することもできますよ。こちらが、からくりすとさんの運営するboothのWEBページです。
上のページを見ていただくと、実際のからくり作品や設計データなどが購入できるようですね。実際に出来上がったからくり作品を購入することも出来るし、こちらでデータを購入して自分で作ってみることも出来るようです。
どの作品も魅力的ですね。メカ好きのお子様なんかにプレゼントしたらとても喜ばれるのではないでしょうか。
4、からくりすとのリンク機構
からくりすとさんの動画では、色んな種類のリンク機構について学ぶ事もできますよ。リンク機構とは、複数の節を組み合わせて動きを作る機械構造のことだそうです。言葉で説明してもまったく意味が分からないと思いますので、こちらの動画をご覧ください。
上の動画では「てこクランク」「平行リンク」「両てこ」「両クランク」という4種類のリンク機構を紹介しています。
いずれも日常のどこかで見たことのあるような気もしますが(遊園地のアトラクションなんかで見覚えがあるような・・・)、こうして改めて見てみるととても不思議な動きをしていますね。
このようなリンク機構を中心とした様々な機械構造に関しては、からくりすとさんのWEBページでもアニメーション付きで紹介されています。こちらがそのページです。
上のページを見ていただくと、様々な機械構造が詳しく紹介されていますね。ものづくりに興味のある方にとっては、とても興味深い内容なのではないでしょうか。
5、まとめ
いかがでしたでしょうか、ここまでの内容をまとめてみましょう。
- ものづくり系YouTubeチャンネル「からくりすと」の運営者の鈴木完吾(すずき かんご)は、宮城県生まれの31歳(2024年)。
- 2016年東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒。
- 使用CADは「Rhinoceros(ライノセンス)」。
- クリエーター系WEBマーケットの「booth」にてWEBショップも運営している。
- WEBサイトやYouTubeでは、リンク機構などの機械構造の詳しい解説も見る事ができる。
目を奪われるようなからくりがたくさんありましたね。これからも素敵な作品を作っていってください。応援しています。
以上「からくりすとは何者wikiプロフ!使用CADやboothリンク機構も紹介」でした。
5-1、補足:天才集団「MENSA」のメンバーでもある
まずはこちらのページをご覧ください。
2020年度 第10回「ものづくり文化展」優秀賞 鈴木完吾 インタビュー
上のページによるとからくりすとさんは、世界人口の上位2%のIQの人だけが加入できる国際的なグループ「MENSA」のメンバーでもあるそうです。
すごいとは思いますが、意外に驚きはありませんよね。こんなに複雑なからくりを頭の中で組み立てられるのですから、MENSAメンバーであっても不思議ではありません。
by 女性ライター miii42