私は人生において、自分の心の思いの九割以上を叶えることができました。残り一割については、今実践中です。三年後には、結果報告できると確信しています。
この投稿記事は、今までの人生に満足できない方、または、不平不満で心が晴れない方やいろいろな悩みから解放されずに苦しんでおられる方が、少しでも自分で納得のできる、または満足のできる人生を歩むための参考にと、私が実際に自分の人生を考え検証し心の思いを達し得たノウハウを書いた記事です。
あなたもこの記事を参考に、人生を考え真剣に取り組めば、あなたの心の思いは必ず実現します。
はじめに
書いてある事は、私が40年余りにわたって自らの人生を考え学習実践、検証してきたノウハウです。
そして今現在現実に、人生を考え心に思い描いたものをかなりの確率で手にした結果から、みなさんに自信をもって公開してもよいノウハウだと、思っています。
簡単にこの記事の概論を言うと、自分の心の思いの風景が変われば、自然とそれに連れて自分の周りにも変化が起き環境が変わる、そして結果人生の風景も変わるという事です。何事も自分の身の周りの事はすべて自分に因果関係のあることで、それらをコントロールできるのはすべて自分自身であるという事です。
いくらカウンセラーを受けても、人からアドバイスを受けても、自分自身が変わらなければ、結局は一時的に良くてもすぐに元にもどってしまいます。以上、私自身が学びそして実践体験してきた経験から断言し、この記事を書き進めていきます。
次の項目、「パラダイムシフト」と「因果関係の法則」についてはこの記事を理解するための前知識としてしっかり受け止めておいてください。
パラダイムシフト
「パラダイムシフト」という言葉の適当な日本語訳がないみたいなので私は勝手に次のように解釈して使っています。
私の解釈はと言うと、ものの見方や考え方を支配する認識の枠組みを変えなければいけないという事です。これをやらないと、または認識していないと、せっかく学習して行動を起こしても結局は従来と変わらない結果しか得られないという事です。
歴史上のパラダイムシフトとして次のような有名な事もありました。「地動説が天動説に対して革新的だった事ですが」かつてのように見方が変わると考え方が変わり行動も変わる、そして得られる結果も変わったという事です。
ある事に対する解釈が一致せず、いろんな見方・考え方があっても、それを人は自分が一番正しいのだと思って他人を理解しようとしません。ですから得られる結果はおのずと、人それぞれ違ったものになるという事です。
それはそれで良いのですが、もし見方、考え方が間違えていた場合が問題な訳です。
もしあなたが今までの人生において運が良く、チャンスにも恵まれ満足しているというのであれば、パラダイムシフトは必要ありません。自分が良いと思ったことを自信を持って行動していけば良いでしょう。
因果関係の法則
先ほど「はじめに」のところで「自分の心の風景が変われば、・・・人生の風景も変わる」と書きましたが、それらがすべてあなたの何かのエネルギー作用によって生まれたもので、すべてが因果関係にあるという事を言っているのです。
「作用反作用の法則」とも言えますが、すべてあなたの身の回りで起こる事の原因はすべてあなたに起因するという事です。あなたが何か作用したことによりその反作用の結果を得ることが出来るという事で、まずこの事をしっかり理解してください。
まず自分と向き合いましょう
自分の内面を見つめ、そして心を二分割に
自分と向き合い、そして自分という人間がどんな人物なのかをしっかり考えましょう。そして、心の中にある混沌とした気持ちを振り分けて、二分割にしましょう。
どういうふうに二分割にするかと言うと、あくまでも自分が持っている倫理観または道徳観に基づいて、次の様に整理、振り分けるのです。
- 自分の心にある好きなところ、または良いなと思うところ
- 自分の心にある嫌いな所、またはそれは良くないなと思うところ
以上、二つに振り分けできましたか。
自分が好きですか、または嫌いですか?
その結果、悪いところばかりのこんな自分を嫌いだなと思った人、または良いところが多いこんな自分を好きだなと思った人、どちらかにわかれると思いますが、いかがですか。
もし自分を嫌いだと思ったとしてもガッカリする必要はありません、そういう人もそう思える機能が頭にあるという事ですから、間違いなく人生成功への鍵を持ち得た人です。あきらめないで自信を持って読み進んでください。
自分の内面に新たな領域を加える
この項から、心を二分割した嫌いな部分の自分と、好きな部分の自分を意識してください。
嫌いな自分というものは
嫌いな自分というものは本能のままに考え振る舞う自分です。ここで言う本能と言うのは結局は人間も元を正せば動物なのですから、その本能は動物由来のものです。
その動物的な本能とはどういうものか、自然を観察するとよくわかるのですが、すべての本能は自分が生きながらへ生存し、そして子孫をつくり守り、育てるための自衛手段であるという事がわかります。
しかし、そんな先天的に備わっている本能的なものが、人間社会では悪の根源になってしまうのです。
好きな自分というものは
先に、「倫理観または道徳観に基づいて」と書きましたが、みなさんこれはわかると思いますが、倫理観または道徳観というものは先天的に備わっているものではなく、後天的に学習によって得た知識です。
ですから、ここのところは迷うことがないようにしっかりと学習して育み、それ以外の事でも自慢できるようなスキルを学習して身に付け自己能力を高めていくと、そんな自分がドンドン好きになって、たくましく強い自分でいられるようになっていくのです。
さあ、新たなる自分づくりに精神の領域を加える
さあここでしっかり自覚整理してほしいのですが、ここまで書いてきたことで自分の中の嫌いなところ好きなところ、または悪いところ良いところ、はっきり自覚できたと思うのですが、ここから頭の中にもう一つの領域を意識的に自覚して創ってほしいのです。
これが一番大切なことで、精神と言うその名のごとく、神が宿る領域を自覚してほしいのです。
もう少し正確に言うとそういう領域を意識して作って、倫理観または道徳観と言う関連の知識を、さらに哲学的な知識もこの領域に収納して別にするのです。
ここで、思い違いをするといけないので説明しておきますが、先ほど言った「自分でも、自慢できるような能力を学習して後天的な自己能力を高めていく」と言ったようなことは心の領域で管理することです。
チョット話がややっこしてくて、こんがらがってきたかも知れませんね。
どういう事かチョット戸惑うかもしれませんが、概念的にそうなんだと聞いておいてください。もう一度まとめますが、先ほどまでは心を二分割にという話してきましたが、ここからはさらに精神という領域を加えて、三分割にするという事を意識してください。
こういう意識構造を具体的にどういうふうに想像するかと言うと、いまあなたが一人で部屋にいて机に向かって読書をしている姿を想像してみてください。
できると思いますがその自分を客観的にあたかも第三者として自分を見ることができるという意識構造が第三の領域なのです。これは人間だけに備わった能力であり動物にはありません。自分を自分が意識できるという事です。この能力のおかげで人間だけが進化できたのです。
極めて大事な事ですから、言い換えてもう一度言います。
人は自分で自分を変えることができるのです。人は自分で自分を管理できるのです。それを心に頼ってはダメで、この神が住む第三の領域の「精神に」ゆだねるのです。
あとは自分の中のこの神、精神をどのようにして育むかと言う話になります。
精神力、その偉大な力
以上の事を、ここでまとめて解説します。
普段人は何も意識しないで、心のおもむくままに行動しています。そして良い事悪い事も、その時の心の在り方しだいと言うわけです。そして、その心は良い心悪い心、さらには多面性をも併せ持っているという事です。
心についてはいろんな言い方をします。たとえば心が揺らぐとか、心の迷いとか、心が折れるとか結局心の存在とはそういうもので、精神とはあきらかに違います。
こんな心に頼っていては、いつまでたっても人は人格のある人にはなれないし、成功者にも慣れないのです。ですから、全体を指揮している心の上に指導者をおいて監督指導をしてもらうという意識構造にするのです。
心と言うのはあくまであなたが自然にそう思う意識であって、それが正しいか間違っているかは絶対的ではありません。かなり気まぐれです。
しかも、心が折れるなんて言葉もあるくらいで、かなり弱くていい加減です。ですから、心の上にもう一つ神が宿る精神の領域を創るのです、そして、その領域は絶えず栄養を与えて育てなければなりません。絶えず育んだ精神の知識をもって判断するのです。
その領域の知識と言うのはあなたが選択して収納した知識ですから、あなたの中の神の言葉として絶対守らなければなりません。迷った時もそうで精神に一心に問いかけると暗示が出ます。そうしたらその指示に迷わず決心して従わなければなりません。
そしてこの精神の領域はたえず自問自答して磨きをかけ新しい知識をインプットしていかなければいけません。そして大事なことの判断基準は精神のささやきに従うのです。その時の心が支配する気分で判断してはいけません。
これで、ようやく自分の中の意識構造が構築できて使い勝手が分かったと思うのですが、いかがですか。まだ漠然としていたら何度でも読み返して自分なりにアレンジして組み立ててください。
心と言うものは習慣で出来上がっていくものです。
精神と言うものは意識して学び、鍛えていくしか育たない領域のもので、自分の神が宿るところです。鍛え方と言うのはそういう領域の知識を使って絶えず何が正しいのか、どうあるべきなのか、絶えず自問自答して自分の意識そのものにしていくのです。
そして、この領域が大きく育ってくると、精神力と言う力を持つようなり、さらに強力な力を持つようになると、ある未知のエネルギーを持ったフィールドに繋がり、そのエネルギーを利用できるようになります。
そのエネルギーが使えるようになると、奇跡が起こります。
全ての事は私の経験から言っています。
そして、どういう人生でありたいのかよく考えよう
さあ、ここからは新しく生まれ変わった自分の心で人生を創造してみよう。あくまでも良心を使って考えるのです。
自分にとってどんな人生が望ましいのだろう、そして自分はこれからどうあるべきなのだろうなどと、これから先の人生設計をするのです。
チョット漠然としていてわからないというのでしたら、こんな考え方の方法もあります。
今まさに自分はベッドに横たわって、死ぬ間際にいる。この人生最後の時、死ぬ時にどんな状態で死ねたら人生満足できるかと言う、あらゆる事を想像してみよう。それが意識出来たら究極の最終目標は設定できた事になります。
そうしたらそこからさかのぼって、じゃあ、今日からどうすべきなのかと考えるのです。そしてそこに到達できるプランを考え人生設計をするのです。
いまからでも遅くはありません。そう思った時からスタート、新しい人生、生き方を考えましょう。
さあ、実行です
まずは行動
まず目先のことが決まったら、まずは行動しましょう。
初めからそんなにきっちりしたものが考えられるわけないです。もうこれは行動しながら考えるしかありません。そして来る日も来る日も考え続けているうちに、いろいろと見えてきて、まとまっていくものですから、焦らなくてもいいです。
とにかく、大事なことはそう思うことです。これが何かを始める時の第一歩で、一番肝心なことです。
意識して習慣化する
行動する時にはその時々、その瞬間を意識して考え、判断して行動するように習慣づけてください。成り行きでとか気ののおもむくままにとかはダメで、きちんと自分の意識した判断が伴わなければいけません。これを習慣づけることです。
時間を価値あるものに
そして、与えられた時間はみな平等でも人それぞれ時間の使い方によって時間そのものの価値が変わってきます。
価値を生む使い方によって、どんどん差がついていくのです。具体的に言うと価値を生み出さない時間の使い方は浪費と同じで、人生の無駄づかいでしかありません。休息とか娯楽まで言っているのではなくて、普通に考えてそれは無駄じゃないかと思うものです。
いつも精神の教えで反省する
そして、一日の終わりに感謝の心で、神様ごめんなさいと反省するのです。この繰り返しで人は成長でき、人格ができてきます。
そして学び
そして、学びの努力を忘れないでおきましょう、いろんな学びがあります。何の学びでも今日よりも一歩成長した自分になれます。
日々新たなる自分であるように学びましょう。何もしなかったら、年齢とともに年老いていくだけになります。
身体はやむを得ず年老いても、頭の中だけは新陳代謝を繰り返して時代とともに成長させなくては、魅力ある人格者にはなれません。
持続する事
何事もあきらめない事
人間だれしもつらい事やしんどい事は、なかなか続かないものです。
しかし、だからといって誰しも同じようなことでは同じ結果しか得られません。やはり人よりも抜きんでて、初めて自分だけの成果を得ることができるのは当たり前の話です。ですから当然のごとく人の何倍も頑張りましょう。
信念の力を養う
人の何倍も頑張れるためには、信念と言うものの力がいります。信念は自分から宿すものです。
信念と言うものを宿すためには、自分は「そうあるべきなのが当然なんだ」と言うくらいに信じてやまない、心の叫びになるまで考え抜くという事です。寝ても覚めても、明けても暮れても考え抜くのです。
小さい成功の積み重ね
そして、小さくても良いですから自分で決めた事を達成する成功体験を積むというのもとても大事です。
それによって、「いままではどうせ・・・」と言っていたネガティブな考え方から、アクティブな考え方が持てるようになり、信念の力も強くなり行動することの達成率が上がっていくものです。
最後に
先を急ぐな
とにかく先を急いだりあせっても人はそんなに急には成長できないし、変われるものでもないです。毎日意識して頑張ることによって積み上がっていくものです、
ダメなときは環境を変えてみる
物事によって、どうしてもダメな時は環境そのものを変えてみるというのも一つの選択肢になります。
私なんか自分の娘に職場を変えるように二度もアドバイスしましたし、三度目の転職で物事が好転しだしましたからね。
それが本物のあなたの人格であり個性
そしていつしか、自分が自分を好きである、あなたであるようになり、心身が一体化して迷いとか悩みにも負けない強い精神力を持ったあなたが存在するようになるのです。
その時が本当のあなたの人格であり、個性なのです。
まとめ
人生はあなたが心に創造したものが具現化したものです。ですから自分の思うような人生にしたかったら、自分から心に思いを創造すればいいのです。
しかしそれを実現するためには、人に感化される自分ではなく人を感化する自分にならなければ思うような人生にはなりません。そのためにはその人なりの信念と哲学を持った人格者でなければなりません。
そういう人格者に自己改革をして、真剣に自分の歩むべき人生を心に創造しましょう。そうすればそれが具現化していきます。道のりは長いです、達成するコツはただひたすら努力の積み重ねしかありません。
補足
補足として付け加えますが、極めて大事なことで、絶対に外してほしくない考え方です。
「正しい生き方なくして、本当の幸せそして心から満足できる成功は、あり得ない」という事を肝に銘じてください。